雑談

「インバウンドをパチンコ店に入れる」ために必要なことが公開される!「英語喋れるスタッフいます!」とか「外国人歓迎!」とか書いても、全く効果が上がらない

パチンコ店に外国人が入る、なんて、今のまんまだと夢物語に決まってるでしょ。という話:

今後『インバウンドをパチンコ店に入れる』ために必要となるのは3つの要素、所謂旅マエ/ナカ/アト戦略です。これは別段パチンコ業界だから、というわけではなく、インバウンド向けにサービスを展開するなら非常に一般的な考え方。

なので、これ理解せずに、なんとーなくウチの店舗に外国人さんがいっぱい入ってこないかなー?なんて言ってても、ほぼ無理ってわけです。ライバルと同じ努力せずして勝とうなんて考えるな!ってことですね。

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1.旅マエ戦略
旅行者が旅行する前にアプローチする戦略。

海外向けに広告を出すだけでなく、外国にパチンコ店作っちゃうとか、海外でパチンコイベントするなんていうのは、これにあてはまります。

2.旅ナカ戦略
旅行者に対して旅の最中にアプローチする戦略。
要は駅ナカにポスター貼ったり、看板を目立つようにするなんてのがこの戦略にあてはまります。

主に『次に行く場所が決まっていない旅行者に向けての』訴求効果が高く、逆にスケジュールがバッチリ決まっている人に対してはほぼ無意味な戦略です。

3.旅アト戦略
旅行者が旅から帰国して1ヶ月以内、旅の余韻に浸っているタイミングを狙った戦略ですね。

お土産を渡すほか、SNS映えする写真スポットを用意して、帰国後に旅の思い出をSNS投稿を見直しながら改めて思い出してもらったり、『実はこんなところもありましたよ』的な文言と一緒に広告を打ったりします。

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で、これらのうち、ことのほか『日本旅行』については旅アト戦略が一番大事です。っていうか他全部、他国のケースと比較して極端に効果が薄いです。

なんでだと思います?ヒントはこれ ↓

 

以前に書いた、パチンコ店が訪日客を受け入れるなんて今のまんまだと無理ですよ論、の続き

前回は旅マエ/ナカ/アト戦略が各々どういったものなのかっていうところと、旅アトが重要なんだよって事を書きました

過去ツイを見てない人はこっちから見てね
https://x.com/global_pachinko/status/1777343225071800587

一応改めての前置きとして、ウチがお相手してるのは主に英語圏のお客様なので、内容にバイアスがかかってる事はご了承ください(中韓と欧米圏で、傾向は全くことなるのです)

まず結論から書くと、①『日本に来る観光客は忙しい』かつ、②『訪日のリピート率は非常に高い』からです。

訪日客は忙しい?

ここで前回ヒントとして書いたゴールドXRと絡めての解答。ゴールデンルートの存在です

何それ?という方向けにちょっと説明しておくと、訪日客の旅程はかなり標準化されていて、特に1週間程度の旅行については以下のルートが最もメジャーな、ゴールデンルートと呼ばれています
(過去にはその10数種類のルートがゴールデンルートと呼称されていたものの、現在は『ゴールデンルート』と言ったら以下のもの)

1日目:
成田空港着、そのまま近隣~日暮里のホテルで一泊か、空港周辺の観光スポットを散策。

2日目:
東京へ。上野付近を散策してから浅草を見て、そこから銀座、新宿へ

3日目:
箱根へ。富士山を見て河口湖

4日目:
富士山登頂。浜名湖経由で名古屋へ

5日目:
名古屋を出発、京都へ。寺社の観光や散策

6日目:
大阪観光へ。海遊館(世界最大級の大きさの水族館)を見たり心斎橋でショッピング

7日目:
関空から出国

ここから派生して、2~4週間程度休暇を取って、沖縄から北海道を見て回るケースも非常に多いです

どうでしょうか、このスケジュールでパチンコ屋、行きますか?無理でしょ?

じゃあゴールドXRよりゴールデンカムイだったろって?それはその通りです(普通に存在を忘れてた)

置いておいて、このスケジュールで高速移動をしている人に対して『ウチの店で遊んで行ってよ!2時間くらい!』というのはそもそも無謀=旅ナカを対象にしても無駄が多い、という理屈です

ソースは主にこれ。後は直接ツアーの参加者に聞いてみたことなど:
世界経済フォーラム:旅行・観光開発指数調査
https://jp.weforum.org/publications/travel-and-tourism-development-index-2021/

リピーターを狙え!

既に日本に来ている人にプロモーションをかけても無駄が多い。この前提条件に合わせて、訪日客の再来訪率は非常に高い、というのが大きなキーとなります

どのくらい高いかというと、中韓を中心とした東アジア地域で75~90%、東南アジアが50%、欧米でも30%前後という高さです。これは他国では全く例が無いレベルで高いです

東アジアの高さは言わずもがな、欧米諸国からの訪日数はコロナ禍以前と比較して50~100%増ということを考慮すると、今後これら諸国からのリピート率も大きな向上が見込まれます。

初めての日本旅行でバタバタと日本縦断のようなスケジュールをこなして、再来日でもう一回同じようなスケジュールをこなすでしょうか。では4回目の来訪では?しませんね。

じゃあ彼らは何をするか?『特に気に入った一か所に落ち着いて、その場所をもっと知りたい』『日本人と同じことをしたい』『彼らの文化を深堀り、体験したい』となりますね?

であるならばどうするべきか、なんでパチンコ店が一所懸命店外に英語で「英語喋れるスタッフいます!」とか「外国人歓迎!」とか書いても、全く効果が上がらないのか?

これはやり方が間違っているのもそうですが、そもそものターゲットが間違ってるんです。

具体的な方法はいくつかありますが、この辺は有料コンテンツにしようかな。恐らくは法人さん向けに何かしら作る予定ですけど、P店関係なく、お金払ってでももっと知りたいとかあれば教えてください。

ちなみにこれは、誰向けとか何とかは言わないですが、なんとなく出した広告の結果です:

 

 

 

 

フルスロ
難しいことはわからんけど、ハゲの言ってることはだいたい信用して良いって実家に書いてあっただ

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