お久しぶりです、管理人です。
半年以上前に一旦パーラーフルスロットルの運営することに飽きて、サイトを運営してそうな雰囲気醸しつつもホントになんにも管理してなかった時期があったりなかったりしたのですが、特にそんな事を気付かれる事もなくなんとなく年明けくらいからまた戻ってきました。
パーラーフルスロットル周りではシンフォギア2や仮面ライダー轟音よりも2020年一番の注目機種みたいな扱いになってる
グローバルアミューズメント社のプライベートブランド機「P炎のドラム魂GA」
を打つためにに遠征してます。
とりあえず、目的の炎のドラム魂の実戦は出来たので、感想や思ったことを駄文ですがまとめます。
P炎のドラム魂GAがなぜ話題なのか…GA青山氏・大崎一万発氏の関わり
一応ざっくりと説明しておきます(わかってる方は次の見出しまで飛ばして下さい)
P炎のドラム魂GAというパチンコ機は、グローバルアミューズメント株式会社というパチンコホールのコンサルをやっている会社が企画してニューギンが開発した台です。
グローバルアミューズメントの代表取締役である青山氏はTwitter上で「GA青山」として2019年4月19日に登場して以来、歯に衣着せぬ言動で他の業界人とリプバトル等を繰り広げ「りじぇろすっと~ん」「底辺底辺」「3000店舗減」「33万円」など流行ワードを作り出すなど、とりあえずおもしろオジサンくらいがTwitterをやってる一般ユーザーの認識だと思います。
その青山氏が業界初、コンサル発案でホール運営企業の垣根を越えて作ったのがP炎のドラム魂GAであり、12法人が企画段階から関わっており、その12法人はオリジナルの盤面の同機種をラインナップに加えています。
12法人のオリジナル盤面と、その他グローバルアミューズメント社の会員用の通常盤面が合わせて1000台程度、市場に出回っているとのこと。
更に、最近ではオンラインサロン「パチンコ未来ラボ」の主宰を努め、電車の椅子に足をあげて写真を撮って炎上した事で有名なパチンコライター界のレジェンド大崎一万発氏も企画に携わりプロモーションをしていました。
スペックは下記
大当り確率 | 設定1 | 1/319.7→1/247.3 |
設定2 | 1/219.1→1/169.3 | |
設定3 | 1/209.3→1/161.8 | |
設定4 | 1/199.8→1/154.5 | |
設定5 | 1/189.9→1/146.9 | |
設定6 | 1/179.5→1/138.8 | |
確変突入率 | 100%(ST200回) | |
賞球数 | 3&1&9&1&15 | |
ラウンド | 3R or 7R or 10R | |
カウント | 10カウント | |
出玉 | 約450 or 約1050 or 約1500個 ※払い出し |
|
電サポ |
77 or 200回 |
特筆すべきは設定1のスペックの悪さ。
保通協対策のために作られた等価ボーダー40回オーバーの設定1ですが、66秒台を待機させることで必ず設定1なのかどうかを筐体の上部ランプで判断できる仕様になっています。
その他、設定6宣言やSISデータ流用事件など諸々話題に事欠かなかった炎のドラム魂GAですが、長くなりますので説明はこの辺にします。
P炎のドラム魂GAを打ってみた感想
とりあえず、初当たりまで2万円以上ツッコんで400回転以上した後に当たったので通常時もそこそこ回し、潜伏確変中の当たりや200回転の電サポ付きST突入後も何連ちゃんかしたので一通り体感できたかな、というレベルでの私の感想です(途中で思い出したように設定1否定であることを確認しましたので設定2以上です)
前提として、近年成功した方のドラムとしてSANKYO「CRフィーバークイーン」がありますが、私はあまりピンときませんでした。
一番打ち込んだドラム機は同じくSANKYO「CRフィーバー 祭り ザ・キングST15魂」でした。
スケルトンリールがついた魂のドラムです。
以下、青山氏・大崎氏に対する感情やバイアスを抜きにそこら辺で打ったパチンコ台としての感想。
・客付きは悪そう
一応新台カテゴリだとは思うのですが、私が座った台は当日0回転・データランプ上でも大当たり0回の日もあったためそんなに稼働はしてないかなと。ただし、昨今の自粛ムードがある以上、この辺は特に思うことはないです。
・ホールでの扱いは良い方
私が座った台はおおよそ21回転/1kでした。設定2の等価ボーダーが22回転くらいなので、抜くにしても優しい、設定が上であれば嬉しい調整かと思います。青山氏がドラム魂に込めた運用方法などなどを一応理解しているホールなのではないかと思います。
初当たり1400発弱で77回転電サポ抜けから200回転目までの非電サポ確変までギリギリ回せました。
・ボタンを押せ!がちょっとムカつく等、ボタン関連が雑
ドラム機であり、主流の液晶パチンコよりもまったりとした印象・かつスペック的にもまったりですが、「ボタンを押せ!」とリーチ前やリーチ後演出として結構指示されます。
リーチの最終ジャッジや押してなんらかを成功した先に熱い展開がある場合を除いて、オッサン声で「ボタンを押せ!」と言われ続けると腹が立ちますし、オートボタンもないドラム機でそんなにボタンを押させてもそこから発展する演出は多くないので正直しつこい。更に、筐体の仕様なのかもしれませんが、ボタンが常に点灯しているのもあまり好みではないです。
また、アルテミスリーチ(かな?)において、ラスト1つだけ回転しているドラムをボタンでビタ押しさせるリーチがあります。一応人並みレベルにパチスロの目押しも出来るのですが、パチスロの1回転とドラムパチンコの1回転のタイミングが違う、というのは前提としてもビタ押ししにくい。
これも筐体の仕様ですが、ボタンの押し判定が深いためジャストに押してるつもりでも遅い。ほとんどビタ押し出来ず、ST中などは復活演出で当たる感じだったので、この微妙に難しいボタンビタ押しリーチもちょっと腹が立ちました。
・タイマー演出がショボい
通常時からドラム機にしてはランプ点灯系演出などで特徴的な音が鳴りますが、ドラム下のセグを使用するタイマー演出が始まる時はなぜか効果音がないのか小さいのか…ここはもう少し煽り的な音にしていいのではないかと思いました。
・ST中先読み演出3連からの何もなし
一番いらない演出です。ST中に音声やドラムバックライトなどの先読み演出が3連しても次回転何事もなく高速消化されることが多い。これなら先読みしてないのと同等なので本当にこの演出はいらない。常になんらかの先読み演出を出してたら、先を読んでないのと同等です。
・ドラム機なのに一発告知多すぎるしうるさい
これも筐体の仕様に依存する部分ではあると思いますが、ドラム機や7セグ機などは液晶パチンコに比べて静かというイメージが強いです。しかし、ドラム魂に関して私が打った感想としてはST中のリーチ前後での一発告知が多い、更に筐体上部の固有役物が出てきて告知音もうるさいし下品だし、BIGorREG判定でもまたその音が鳴るというのはドラムパチンコの情緒的なものを崩壊させてないだろうか…
私は液晶パチンコでも数字が揃って当たる度に役物が合体してどんちゃん騒ぎする昨今の流れが嫌いです。みんな牙狼を目指さなくていいかなと。
・初当たり後77回転の電サポ抜け後のCHANCE表示
初当たり後は77回転の電サポと123回転の電サポなし状態、合わせて200回転のSTが100%付きます。
123回転はセグにCHANCEと表示されているのですが、リーチ中もCHANCEと表示されリーチがハズレてもCHANCEと表示されてるので当たったのかハズレたのか微妙にわかりにくい(とくにリーチハズレと思わせて別演出に発展するパターンもあるため)
・音量を抑えれば演出はあまり気にならない
ここまで演出面のマイナス要素を出しましたが、一発告知系の音を除けば音量調節してあまり気にならない程度の音で打ってる分にはドラムパチンコとして面白いと思います。
熱い部分も赤系演出・タイマー・神夢(降臨/ZONE/魂)図柄揃いとある程度パターンが決まっているので、よく言えばスマホでゲームやTwitterや調べ物しながら打つのに最適です。
悪く言えば単調なのですが、それはドラム機の宿命でもあるのでまぁメリットとして捉えたほうが前向きかなと思います。
「P炎のドラム魂GA」のパチンコ台としての感想はコレくらいなのですが、
どうしても納得できない・普通に考えて不可解・ちょっと考えれば気持ち悪い・そこに関わった人はこのおかしな事に気が付かなかったのかな?と思う事があります。
それは台間サンドに設置されている機種説明のA4ラミネートです。
機種説明に変なおっさん写ってる怪事件…コレ誰だよwww
台の横にだいたい備え付けてあるA4ラミネートの機種説明ですが、液晶機種と違ってリーチ解説も写真では伝わりにくかったりランプやバックライト系演出もそんなに説明することがないので、ドラムやセグ機種は簡素な作りになってることが多いですよね。
炎のドラム魂も例に漏れずに、表面は各設定の当たり確率や出玉スペックなど・背面は大当たり図柄や神夢目系の説明(というより列挙)と初当たり77回転後の123回転は確変状態である事の説明が書かれています。
しかし、一人知らないおっさんがガッツポーズして実写の写真で登場してます。
特にどこの誰だか書いてないのもまた怖いところです。
どこで打ってたかバレたくない気もしたのですが、この不可解なラミネートをどうしても伝えたいので一部切り取って貼りますが…
そう、大崎一万発氏です。
馬鹿にして知らないおっさんと言っているわけではなく、
名前も書いてませんし、大崎氏を知らない人からすれば知らないおっさんでしかない。
仮に大崎一万発とわかっても、この遊技説明にはニューギン「P炎のドラム魂GA」しか書かれていないので、GA社の事も大崎氏がどう関わったのかも、なぜここに写っているのかも全く意味不明になってます。
年寄り向け・ライトユーザー向けの機種において、まとめサイトやTwitter業界人くらいしかしらないGA青山氏が作った台、プライベートブランド機であることもわからないため、本当に適当にドラムパチンコとして座った人には疑問に感じる・下手すればちょっと気味が悪いのではないかと思いました。
仮に、シバターさんの動画を見て打った人からすればこの遊技説明に載ってるのがGA青山氏ともとれる…
せめて、名前のクレジットや「プロモーター」「客寄せパンダ」「宣伝部長」的なの書いていればまた違うのかなと思います。
で、GA社の仕事なのかホールが作ったのか雑なラミネートだなぁと思って隅々まで見た所、
この遊技説明を作ったのは「パチンコ必勝ガイド」さんでした、お疲れさまです。
ちなみに、遊技説明のラミネートだけでなく、新台入替の告知ポスターにも他の台のキャラクターに混じってなぜか実写の大崎一万発氏が紛れ込んでてちょっと笑えてきました。
せめて盤面に描かれてるEXゼウスのキャラにすればいいのに…
P炎のドラム魂GAを打ったまとめ
ざっくり言うと、Twitterで批判されてる様なレベルで酷い台ではない。
普通に打てますし楽しかったといえば楽しかった。
でも、これだけ新台入替の頻度が高く行く度に新しい台がある現状でまた打つかと言われれば打たない。
打つからにネタになるだろうと思ったが、良くもなく悪くもなく普通のドラムパチンコだよね、という印象で「話のネタとして一番面白くない」凡台かなと思いました。
ホント、ネタになるのラミネートにいる大崎氏のみかな。
(Twitterで大崎氏にこの機種に関して変な批判したら本気で怒ると言われましたが、このラミネートに関しては怒られてもいいレベルでホントどうかと思った)
ガイドさんも某ホールのエヴァのラミネート資料とか見習ったほうが良い。
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エヴァシト新生の台間サンドのラミネート資料が素晴らしいと話題に
些細なことかもしれんが、こういうことをしてくるホールは好感が持てるし頑張って欲しいと謎に着席してしまう僕です、はい。#初 ...
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ちなみに、ツッコんだ分はしっかり帰ってきて換金ギャップ負けくらいで帰ろうと思ったら、ココ最近で一番打ち込んだ思い入れがあるCRアナザーゴッドハーデスアドベントのペルセポネ199verがあったので、懐かしさから手を出して出玉全飲まれしましたとさ。
ハーデスアドベントやっぱり面白いので後悔は無いです。
これでパチンコ引退します、お疲れさまでした(-23k)
GA青山さんのTwitterでのキャラがなければここまで話題にもならなかっただろうし、キャラ得かな、が正直な感想です。
ここまで書くのに2時間40分かかりました。
GA青山さん、宣伝したので私に小判ください。
追記
記事を公開したら、青山さんがブロックを解除してリプライを下さりました。
ご遊技頂きありがとうございます。
試打レポは参考にさせて頂きます。ちなみに台間POPの大崎さんの写真は私がお願いして入れてもらった写真なので大崎さんにも、必勝ガイドさんにも責任は無く、私のセンスです。(確かに紹介文を失念してた、)
また、気づいた点がありましたらご意見くださいませ。
— ♢GA青山 (@TRvDLVtavE8CBl2) 2020年4月14日
あの…お金払って打ってるので試打ではなく実戦レポですんで…