警察庁は14日、パチンコの客が過剰にのめり込むのを防ぐ目的で、各店舗で進められている出玉上限を抑制する機器への入れ替えに関し、猶予期間を1年延長する方針を決めた。新型コロナウイルスの感染拡大で、入れ替え作業や、製造に必要な部品の調達が困難になったため。

出玉基準を引き下げる風営法施行規則は2018年2月に施行。店舗では、原則として最大3年の猶予期間に機器を入れ替える必要があった。(共同)