トランクス「今この時代から３年後、パチスロにおそろしい規制が敷かれます…」

～２０１6年～

トランクス「オレは約３年後の未来からタイムマシンに乗ってやって来たのです」

トランクス「ぜひあなたに知っておいてほしい重大なことが…」

トランクス「いまのこの時代から３年後、パチスロにおそろしい規制が敷かれます…」

トランクス「この世のものとはおもえないほどの糞台が続出する規制が…」

悟空「新基準を全ツッパしてたおめえがいうぐれえだからそうとうなんだろうな……」

トランクス「はい……立ち向かったのですが残念ながら…一対一でも逃げるのがやっとでした…」

悟空「待てよ…お…おめえの味方は……？」

トランクス「……いません、３年後に軍団はオレひとりしか残っていないんです…」

トランクス「３年後の規制でそこにいる父もクリリンさんも
ヤムチャさん、天津飯さん、餃子さん、ピッコロさん…皆、就職してしまったのです……」

トランクス「かろうじて一時は現実から逃げた孫悟飯さんも…やはり……」

トランクス「糞すぎる……！！糞すぎるんですよ、5.9号機は…！！」

悟空「ま、待てよオラは…？」

悟空「オラも就職しちまったのか！？」

トランクス「あなたは就職していない……」

トランクス「いまからまもなく就活を始めるんですが不採用になります…」

トランクス「…そしてホームレスになられる………」

悟空「え…！？」

トランクス「３０台の職歴なしです…さすがの超サイヤ人も空白の期間には勝てなかったんです……」

悟空「………くっそ～～……」

1 名前：ヤムチャ[] 投稿日：2007/07/06(金) 17:39:24 ID:tDcVgTbm

今日は西の都のドラゴンで激熱のイベントだ　
先着５０人までは９時から抽選だから早めに並ばないとな
気合を入れて６時すぎに到着、余裕だと思ったがかなり並んでやがる　
暇人の糞ニート共が、こんなとこ来てねーで働きやがれ！と思いながら最後列へ　
恐らく４０番位だから抽選は問題ない、後は時を待つだけだ。俺のヒキなら１０番以内は硬いだろう
俺クラスの打ち手になると各ホールのデータ取りは毎日欠かさず更に３時間かけてエクセルに完璧にインプットしてあるから店の癖は完璧だ。
今日の全６は間違いなくガッチャマン、この機種は機械割がすごいパーセントで5000枚は硬い。
今から腕が鳴るぜ！
８時３０分、もう列は300人近くに及んだ所だろうか、抽選を受けれないのに哀れな奴らめ。　
死ぬほど退屈だった上に長時間床に座ってたせいで腰も痛くかなり辛い並びだったがそれもあと少しだ、テンションも上がってきたぜ！

そんな時だ　

『うわぁ天さん、もうこんなに並んでるよ、どうしよう…』

波平と三つ目野郎だ、今更ノコノコきやがって間抜けめ
三つ目が俺に気付いた

天津飯『ヤムチャ……　案ずることはない、チャオズ。入れてもらうぞヤムチャ』

は？そういうと三つ目は俺の前に割り込みやがった、ぶっとばしたかったがコイツは俺より強いから何も言えなかった

2 名前：ヤムチャ[] 投稿日：2007/07/06(金) 17:40:19 ID:tDcVgTbm

『うわぁ、すごい人だなぁ』

あれはクリリンか、こんな熱いイベントに今更くるとはバカな奴だ

クリリン『あ、おはようございますヤムチャさん。すっかり寝坊してしまいましたよ』

そういうとまた何食わぬ顔で俺の前に割り込みやがった、猛烈に腹が立ったがコイツも俺より強いから何も言えなかった　まだなんとか５０番以内だしな　　
今度は後ろからまた聞き覚えのある声がした、嫌な予感がして振り返ると猿野郎がいた

悟空『どひゃ～！すげえ人だなぁ、オラおでれえちまったよ。オッス！ヤムチャ、前いれてもらうゾ！　　お！クリリン達もやっぱり来てたんか！』

コイツに逆らえば殺されるのは明白だ、文句がいえるはずもなかった

クリリン『遅かったじゃないかゴクウ！』

寝坊して人の前に割り込んでおきながら何いってやがんだ、この鼻無しは
そうこうしてるうちに今度は向こうに悟飯達がやってくるのが見えた、不安になってきた

悟飯『うわぁ、もうこんなに並んじゃってるよ、今日は帰ろっか、ビーデル』

悟空『お～い、ごは～ん！こっちだ～！』

悟飯『あ、父さん、それに皆さんも』

悟空『悟飯、オメエ達もヤムチャにいれてもらえよ！なぁ、ヤムチャ！』

ヤムチャ『え？あ、ぁぁ、そ…そうだな、けど５０…』

悟飯『すいませんヤムチャさん、８時位に来ようと思ったんですけど寝坊しちゃって…助かります。』

何が８時だ、ふざけやがって　俺が何時から並んでたと思ってやがんだ　そんな俺をよそにこいつ等は楽しそうに談笑してやがる
マジで今５０番以下になってないだろうな…どっちにしろぎりぎりもいいとこだ
これ以上割り込まれないかとヒヤヒヤしてたら後ろから声がした

ヤジロベー『ヤムチャでねえだか、前いれたってちょーよー』

カリン『丁度よかったの～ン』

とデブが化け猫と一緒に横入りしようとした瞬間狼牙風風拳を叩き込んでぶっ飛ばしてやった　猿共が話に夢中で気付かず助かったぜ。一難さってまた一難、今度はピッコロの姿が見えた。無言で近付いてきた。無理だ、コイツの強さも尋常じゃない

悟空『ピッコロじゃねえか～！そんなとこ突っ立ってねえでオメエもヤムチャの前に並べよな！』

しっかりヤムチャの前なんて指定しやがって嫌味な野郎め　しかし意外な事に

ピッコロ『…』『…俺はヤムチャの後ろでいい』

どうやら俺の泣きそうな顔を見て察してくれたらしい、さすが神の片割れだ　それでも割り込みはするらしいが…

3 名前：ヤムチャ[] 投稿日：2007/07/06(金) 17:41:01 ID:tDcVgTbm

猿共への怒りを忘れてピッコロの意外な優しさに感動しつつ５０番以内に入っているかという不安に駆られながらとうとう９時になった
前の方から順番に箱からがクジ引かれていく

店員『抽選札は残り５枚となりまーす』

俺の５人前の天津飯が引く時だった
危なかったぜ　猿共のせいで肝を冷やしたが丁度５０番に入れたらしい
しかし次の瞬間俺は唖然とした　その店員の言葉を聞いた瞬間ピッコロが俺の前にヌっと出てを仁王立ちしてやがる

ピッコロ『…』

ヤムチャ『ちょっ、おまっ』

ピッコロ『…』

俺は諦めた

悟空『よしっ！オラ２番だったゾ！』

悟飯『あちゃー、僕は１８番です』

ビーデル『あ～あ、私も１３番だった～』

チャオズ『テンさん見て！僕４番！』

天津飯『俺は６番か…まずまずだな。クリリンはどうだった？』

クリリン『エイっ！　…ウハっやった！俺は３番だ！』

悟空『今回は皆ヒキつえぇーなー！そうだ、ヤムチャはどうだったんだ！？』

ヤムチャ『…』

悟飯『お父さん、ヤムチャさんは並びが５１番だったからクジは引けなかったんですよ』

悟空『そうか～、そいつは惜しかったなぁ　また今度がんばれよな！』

誰のせいだ。この猿はどうしようもない天然バカなのか嫌味なのかわからない　大体なんでこいつ等は揃いもそろっていい番号なんだ、特にピッコロが１番だったのには泣けた

悟空『そうだ！そんなことよりオメエいっつも店のデータ集めてただろ？今日は何が全６か教えてくれよな！』

この猿はとことん腐ってやがる　下手に嘘をつけばピッコロに探りを入れられて半殺しにされるから仕方なくガッチャマンだと教えてやった

4 名前：ヤムチャ[] 投稿日：2007/07/06(金) 17:41:42 ID:tDcVgTbm

入場するも５１番では目当ての台に座れるはずもなく仕方なく打つ気の無いアイジャグに確保券だけ挿し様子を見ることにした。
並の打ち手ならイベントだからと打ちたい衝動に負けて無駄な投資をしてしまうところだろうがな。

ガッチャマンは俺から情報を聞いたクソッタレ共に占領されていた　
こうなったらいっそガセっちまえそんな願いも虚しく奴等は速攻同色を揃え順調に出玉を増やしていく
完全に全６だ…涙が出てきた かし俺の願いがわずかに通じたのか悟空だけは台パン強打しながら投資し続けていた
ざまあみやがれ ！

うろうろしているとアストロの６っぽい台が空いたから速攻で携帯を突っ込んだ
前任者の無知なババア乙と喜びサンドに金を入れた矢先ガッチャを打ってるはずの悟空が呼びにきた

悟空『ようやく当たったゾ！揃えてくれ！』

この猿は目押しもできないらしい　大体なんでわざわざ俺にやらせるんだ
さっさと揃えてやり戻ろうとすると腕を捕まれた

悟空『どこいっちまうんだ、パンクしちまうかもしれねえから横で手伝っててくれよな！』
この猿は人の立場で物を考えるって事をしらないのか

ヤムチャ『悟、悟空…俺もアストロの６掴んだから…さ…ハハ…』

悟空『おう、一枚役揃う時はいってくれよな！』

駄目だ、この猿とは会話すら成立しない　さっさとRTを消化して戻るしかないと焦った　
デンジャー表示がないのに何度も『コレ一枚役じゃねえのか！？』としつこく聞く事に余計腹が立った
猿のRT消化は以上に遅く腕を捕まれたまま台解放のアナウンスを聞いた
ようやくRTを消化すると猿は目に見えて不機嫌だった

悟空『もういいゾ！オメエが見てると引きが弱くなるからオラ達に近づくなよな！』

猿の迫力にビビりながらアストロをみると悟飯が横にビーデルを添えて座っていた…

5 名前：ヤムチャ[] 投稿日：2007/07/06(金) 17:42:18 ID:tDcVgTbm

閉店
結局リオを閉店まで粘ったが展開に恵まれず４万負けになった…
ガッチャマンは平均差枚４５００枚超え…
ピッコロは万枚で悟空だけはマイナス５００枚とへこんだらしい
２０００円分のレシートを変えて換金所から出るとスーパーサイヤ人孫悟空が待っていた

悟空『オメエだけはぜってえ許さねえ！よくもガッチャマン全６だなんて騙しやがったな、一万も負けちまったゾ！』

コイツにとっては周りがどんなに出てても自分が負けたら絶対６ではないらしい

ヤムチャ『ちょ、ちょっと待てよゴクウ…同色もたくさん出てたし、そ、それに６でも負ける時は…』

悟空『じゃあオラの引き弱だってのか！？　　ヤムチャっ！おめえ、ふざけすぎだゾ！！』

ヤムチャ『ｑあｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ』

気が付くと２７時だった　体をひきずって帰った　
帰るとプーアルがまだ起きて待っててくれた　

ナッパ「ベル確率1/6…1/5…信じられん、まだ上がっている…！」

ベジータ「ナッパ！ボーナス中はカウントするなと言ったはずだ！」

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フリーザ「追うんですよ、ドドリアさん！」
ドドリア「はっ！」

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ザーボン「フリーザ様・・・」
フリーザ「もういいです。あの合算の台で嵌るようなバカはほっておきましょう」

ブウ「あめ玉になっちゃえー！」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

諭吉たち「うわああああ」