《D’station》などを展開するNEXUSグループが、駐車場巡回支援システム「MEGURU(めぐる)」を、駐車場を保有する全店舗に導入した。グリーンべるとが9月24日に報じた。
導入は7月から。スマートフォンで駐車車両のナンバープレートを読み取り、巡回状況や履歴をクラウドで記録・管理する仕組みで、現場の負担軽減と巡回状況の可視化を狙う。
新台や来店イベントほど目立つ話ではないが、駐車場の巡回をどう安定して続けるかはホール運営の地味に重要な部分。全店導入まで進めた点が今回のポイントになる。
紙のチェックシートから、確認すべき車両に集中する仕組みへ
報道によると、D’station各店では従来、紙のチェックシートを使って1時間に1回の駐車場巡回を行っていたという。
MEGURUでは、AI画像認識によって車両情報と巡回履歴を蓄積し、リスクの高低を識別する。巡回済みの車両は音声で判別できるため、スタッフは未確認車両や確認が必要な車両へ重点的に対応しやすくなる。
「巡回回数を減らす」というより、確認の記録と精度を揃えながら、現場の時間・身体的負担を抑える方向の導入とみられる。
本部も実施状況を確認、今後は来店データの分析へ
巡回の開始・終了時刻や所要時間がデータとして残るため、本部・管理側は店舗ごとの実施状況を把握しやすくなる。万一の際に巡回記録を確認できる点も、導入理由の一つとして挙げられている。
NEXUSグループは今後、来店回数や来店時間、滞在時間といった車両データを分析し、顧客動向の把握や営業施策の改善にも活用していく考えを示した。具体的な活用方法や運用の詳細は、今回の報道では明らかにされていない。
駐車場はホールの入口でもあり、トラブル対応や防犯・安全面とも隣接する場所。巡回をデータ化する取り組みが、他社にどこまで広がるかも注目されそうだ。
出典:グリーンべると「駐車場巡回支援システム『MEGURU(めぐる)』《D’station》が全店導入」(2026年9月24日)
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