警察庁は2026年11月6日、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行令」の一部改正案についてパブリックコメントの募集を開始した。遊技機の認定や変更承認にかかる手数料の標準額を引き下げる内容で、施行は2027年4月1日を予定している。意見募集の期限は同年12月5日23時59分まで。
手数料はどう変わるのか
改正案では、都道府県公安委員会の検定を受けた型式に属する遊技機の認定手数料などを、次のように見直す。
| 項目 | 現行 | 改正案 |
|---|---|---|
| 認定手数料(検定済み型式の遊技機) | 4,340円 | 3,030円 |
| 同一型式の追加台 | 40円 | 30円 |
| 変更承認(未認定を含む)の基礎額 | 5,200円 | 3,900円 |
| 未認定遊技機1台あたりの加算 | 40円 | 30円 |
認定手数料は1台あたり約1,300円の減額。追加台や未認定機の加算も1台あたり10円下がる。増台・入替が多いホールほど、申請時の負担が軽くなる計算だ。
引き下げの理由と施行予定
警察庁は、遊技機の認定等に関する事務処理経費の実情を踏まえた見直しだと説明している。認定や承認に伴う実地調査のあり方を見直し、適正化・合理化を進めた結果、人件費と物件費が軽減されたことが背景にある。
改正政令の施行予定日は2027年4月1日。パブコメを経て政令が確定すれば、同日から新しい手数料標準額が適用される見通しだ。
意見募集の期間と提出先
意見募集期間は2026年11月6日から12月5日23時59分まで。電子政府の総合窓口(e-Gov)のほか、電子メールや郵送でも受け付ける。
ホール側にとっては、1台あたりの差は小さいが、大量導入や一斉入替のタイミングでは積み重なる金額になる。事務コストの「実情」がここまで数字に出るのは珍しく、改正案の中身そのものが業界の関心を集めそうだ。