サミー子会社のm2Rが、17LIVEグループとアミューズメントカジノ店舗事業で提携した。
サミーと17LIVEが9月16日にそれぞれ発表した。m2Rが持つ「m HOLD'EM」の店舗運営ノウハウと、17LIVE側のコミュニティ形成・ファンエンゲージメントの知見を組み合わせ、リアル店舗とオンラインをつなぐ取り組みを順次展開する。
m2Rと「いいな株式会社」がパートナー契約
今回契約したのは、サミー子会社のm2R株式会社と、17LIVE株式会社が2026年8月に設立した子会社いいな株式会社。
m2Rは、サミーのテキサスホールデム事業「m」のうち、アミューズメントカジノ「m HOLD'EM」の店舗・フランチャイズ・アパレルグッズ事業を担当している。
一方のいいな株式会社は、17LIVEがライブ配信事業で培ったオンラインコミュニティの運営力を活用し、新たなエンタメ事業とコミュニティ事業を展開する会社。両社は、それぞれの強みを次のように位置付けている。
| 会社 | 主な強み |
|---|---|
| m2R | m HOLD'EMの店舗運営、フランチャイズ、リアルでの集客 |
| いいな株式会社 | 17LIVEで培ったオンラインコミュニティ形成、ファンとの関係構築 |
単なる店舗運営提携ではなく「リアル×配信」が焦点
発表で具体的に示されているのは、m HOLD'EMの店舗運営を軸に、リアルとオンラインをつなぐ施策を順次展開するという方針だ。
新店舗名、出店場所、開始時期、配信者を起用した企画などの詳細は、現時点では公表されていない。したがって、17LIVEの配信者が直ちに店舗イベントへ出演することまで決まったわけではない。
それでも、サミー側が持つポーカー店舗の運営基盤と、17LIVE側が持つ配信者・視聴者コミュニティが結び付く点は大きい。オンラインで興味を持ったファンを実店舗へ、店舗で生まれた熱量を配信へ循環させる形を作れるかが注目点になりそうだ。
遊技機メーカーの周辺事業拡大としても注目
サミーはパチンコ・パチスロの開発・製造だけでなく、ポーカーやライブエンターテインメントにも事業領域を広げている。今回の契約は、遊技機販売のニュースとは異なるものの、メーカーが「遊びの場」とコミュニティを自社グループでどう育てるかという動きの一つに位置付けられる。
一方、アミューズメントカジノを巡っては賞品提供や換金性をめぐる議論もある。今回の公式発表は事業提携の枠組みを示したもので、店舗の具体的な運用内容には触れていない。今後は新施策の内容とともに、既存のm HOLD'EM運営との違いも確認する必要がある。
賭博は犯罪です ○名目を問わず偶然の勝敗に関して財物を賭ける行為は賭博罪に該当する可能性があります ○アミューズメントカ ... 続きを見る 前記事: 例の警察庁の「遊戯か賭博か」のポスターをパチンコ向けのメッセージだと誤認している人が居るの?あれ ... 続きを見る
【遊戯か犯罪か】警察庁がアミューズメントカジノでのポーカー賞品提供を風営法違反として警告ポスターを公開←ポーカー民からぱちんこは~等ブーイングが相次ぐ
警察庁のアミューズメントカジノ等への「賭博は犯罪です」ポスターについて専門家さん「ここに書いてあることは法の運用そのものなので、特に新しいことは何も言ってないです。」
出典:サミー株式会社(2026年9月16日発表)、17LIVE株式会社(2026年9月16日発表)