2026年にパチンコの新機能として注目を集めている「通常時フラグ」。日工組・日電協は9月8日のプレスカンファレンスで、通常時のゲーム性を広げる新たな仕組みとして正式に説明した。
これまで基本的に1つだった「通常時」を複数の内部状態に分け、規定回転数や特定のチャンス目、大当たり・時短終了などをきっかけに状態を移行させることで、新しい大当たりルートやチャンスゾーンのようなゲーム性を作れるようになる。
一方で、ネット上では「パチンコがスロット化するのか」「ハイエナ要素が増えるのでは」「RUSH終了後にツラヌキのような状態を作れるのか」といった疑問も多い。さらに12月導入予定とされる「e牙狼13 ハガネを継ぐ者」では、通常時フラグを利用したとみられる「玖千ノ宴」が早くも話題になっている。
この記事では、2026年夏以降に当サイトで追ってきた関連記事をつなぎながら、「通常時フラグとは何か」「何が変わるのか」「実際の機種でどう使われそうなのか」を時系列で整理する。
パチンコの「通常時フラグ」とは?
通常時フラグは、パチンコの通常遊技中に複数の内部状態を持たせ、特定の条件を満たしたときに別の通常状態へ移行できるようにする仕組みだ。
従来は「通常時」として扱われる状態は基本的に1つで、異なる状態を作る場合は微時短など別の仕組みを利用する必要があった。新しい仕組みでは、ラムクリア後の状態を「通常時0」とした場合、そこから「通常時1」~「通常時9」まで、最大10個の通常状態を持たせられると解説されている。
状態ごとに、大当たり後の時短回数やc時短の作動条件などに違いを持たせることができるため、同じ通常画面を打っていても内部的には異なる状態に滞在しているゲーム性を作れる。
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パチンコの「通常時フラグ」などの解説が公開!内部状態を最大10個持たせられる様になるらしい
433: フルスロットルでお送りします : 2026/08/25(火) 10:56:45.23 ID:oBcyfZoP0 ...
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どんな条件で通常状態が変わるのか
日工組側の説明では、通常時フラグの抽選・移行契機として、規定ゲーム数、特定のチャンス目やハズレ出目、その連続、大当たりや確変・時短終了後などが想定されている。
このため、パチスロの「前兆」「周期」「CZ」のように、通常時の中に段階的な期待感を作ることが可能になる。
当サイトでは7月の段階から、特定出目や規定回転数などを使って状態を移行させる新仕様の噂を追ってきた。9月には、規定回転数でCZ相当へ移行するパターン、特定出目の累積、前兆を挟む2段階型、大当たり後の状態移行など、7パターンの解説も話題になっている。
ただし、個別メーカーの搭載機種や具体的な内部数値については、正式発表前の情報やユーザー投稿も混在している。仕組みそのものと、各機種の噂は分けて見る必要がある。
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「パチスロのツラヌキ」のようになるのか
通常状態を複数持てると聞くと、RUSH終了後に有利な状態へ移行し、そのまま再び強力なRUSHへ戻る「ツラヌキ」のような仕組みを想像しやすい。
しかし、通常時フラグについて解説した業界記事では、フラグ倍率や最大TS、1変動あたりの総量などによる制限が設けられており、単純に「LT終了後は簡単にまたLTへ戻る」といった仕様にはできないとされている。
日工組側も、目指しているのはパチスロ化ではなく、通常時に新しい期待感を作る「パチンコ独自の新しいゲーム性」だと説明している。
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なぜ「複雑になる」「ハイエナが増える」と言われているのか
通常時フラグへの反応で目立つのが、「パチンコがさらに複雑になるのでは」という懸念だ。
これまでのパチンコは、保留がなくなれば比較的いつでも止めやすいことが特徴だった。一方で、規定回転数や内部状態によって期待度が変化する機種が増えれば、「あと何回転まで打つべきか」「今は有利な状態なのか」といった知識差が生まれる可能性がある。
ネット上では、遊タイムや潜伏確変の時代を思い出して「ハイエナ向けになるのでは」という声もある。ただし、通常時フラグはあくまでゲーム性を広げるための仕組みで、すべての搭載機が期待値狙い向けになるわけではない。
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パチンコの「4つの新カテゴリ」とは
通常時フラグと同時に、日工組はパチンコを遊びやすさ・出玉性能に応じて4つに分ける新カテゴリも発表した。
- Lv.1 スーパーライト:最も手軽に遊びやすいカテゴリ
- Lv.2 ライト:遊びやすさと出玉のバランスを重視
- Lv.3 ミドル:しっかりとした出玉の波を楽しむカテゴリ
- Lv.4 ハイ:より高い出玉性能を追求するカテゴリ
2026年11月以降の導入機種から、メーカーの販促物やホールの案内などで順次表示される予定。既存機種についてもカテゴリを確認できるようにする方針が示されている。
通常時フラグでゲーム性を増やす一方、カテゴリ表示では「この台がどれくらい遊びやすいのか」を分かりやすくする、というのが今回の改革のもう一つの柱となっている。
e牙狼13「玖千ノ宴」は通常時フラグの実例になるのか
通常時フラグが実際の機種でどう使われるかという点で注目されているのが、12月導入予定とされる「e牙狼13 ハガネを継ぐ者」だ。
事前に出回ったスペック情報では、「玖千ノ宴」と呼ばれる40回転の状態があり、ラムクリア後にこのモードからスタートするとの情報が出ている。40回転中の当選確率を約1/199とする投稿や、朝イチの期待値を試算する投稿も登場した。
ただし、現時点で当サイトが確認している「ラムクリアで玖千ノ宴スタート」「期待値約197%」などの数値は、メーカー公式の最終仕様として公表されたものではなく、事前情報やユーザーによる試算を含む。
この点は、通常時フラグそのものの公式説明と分けて扱う必要がある。
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通常時フラグの時系列
2026年7月
新内規として「フラグ抽選」を搭載する機種が出るとの情報が広がり、規定回転数や特定出目を使った状態移行の噂が話題になる。
2026年8月25日
業界記事で通常時フラグの詳細が解説され、通常状態を最大10個持てることや、ツラヌキ的な使い方には制限があることなどが明らかになる。
2026年9月8日
日工組・日電協がプレスカンファレンスを開催。通常時フラグと4つの新カテゴリを正式に説明する。
2026年9月中旬
「複雑化する」「ハイエナが増える」「パチスロ化では」といったユーザーの議論が拡大。日工組側はパチスロ化が目的ではないと説明。
2026年9月下旬
e牙狼13の「玖千ノ宴」を巡り、ラムクリ運用や朝イチ40回転の期待値が話題に。通常時フラグが実際のホール運用にどう影響するのかが具体的な論点になり始める。
結局、通常時フラグでパチンコは何が変わる?
一番大きな変化は、通常時が「大当たりを待つだけの1状態」ではなくなり、内部状態の移行そのものをゲーム性にできることだ。
周期、チャンス目、前兆、CZのような要素を取り込めるため、メーカーの作り方次第では従来にないパチンコが登場する。一方で、状態を理解している人と知らない人で打ち方に差が出る可能性もあり、分かりやすさとの両立が課題になる。
通常時フラグ自体は「勝ちやすくする機能」でも「射幸性を上げるだけの機能」でもない。今後は、各メーカーがこの仕組みを何に使うのか、そしてホールがラムクリアや据え置きをどう運用するのかが重要になりそうだ。
