パチンコ・パチスロの依存問題相談機関「リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)」が、2026年8月の電話相談状況を公表した。
相談は341件で前年同月より5件増加。お盆前後は休みで生活リズムが変わり、遊技時間が増えたという相談が目立った。
RSNの8月相談は341件、実相談は307件
業界媒体「パチンコ・パチスロ情報島+」が9月28日に報じた「RSNニューズレター第233号」の内容によると、8月の電話相談件数は341件だった。
間違い電話、無言電話、問い合わせを除くと307件。前年同月の336件から5件増え、2026年1月から8月までの累計は2,710件となった。
実相談307件の内訳は、初回相談が48件、継続相談が259件。初回相談では本人からの相談が41件、家族・友人・支援者など本人以外からの相談が7件だった。
相談のきっかけはホール内ポスターが最多
本人から寄せられた初回相談41件のうち、相談窓口を知った経路で最も多かったのは「ホール内ポスター」の19件だった。
続いて「インターネット」と「不明・拒否」が各7件、「家族・友人・知人」が5件、「ホール関係者」が3件。ホール内で相談窓口を案内する掲示が、実際の相談につながっていることが分かる。
なぜお盆前後に遊技時間が増えたのか
RSNが8月の相談で目立った特徴として挙げたのが、お盆前後の生活リズムの変化だった。
仕事や予定がある普段は一定の生活リズムを保てていても、まとまった休みに入って自由時間が増えることで、「時間があるからホールへ行く」「負けた後も、まだ時間があるので再び行く」「一人で過ごす時間が増え、遊技時間も増えた」といった相談が増えたという。
これは「お盆だから必ず依存問題が悪化する」という意味ではない。休暇によって時間の使い方や行動パターンが変わることが、一部の相談者にとって遊技時間増加のきっかけになったという報告だ。
遊技前に相談するケースも確認
遊技後に相談するだけでなく、「行きそうだから」「今日は危ない気がするから」と、ホールへ向かう前に電話を利用した例もあった。
問題が大きくなってからではなく、自分で危険を感じた段階で一度立ち止まるために相談窓口を使うケースだ。RSNは、こうした利用に継続相談の意義が表れているとしている。
RSNの無料電話相談は、平日10時から22時まで(受付は21時30分まで)。本人だけでなく、家族などからの相談も受け付けている。
出典:パチンコ・パチスロ情報島+「RSNの電話相談、2026年8月は前年同月より5件増の341件」
相談窓口:認定NPO法人リカバリーサポート・ネットワーク公式サイト