【上乗せ】大阪府が休業要請に従わないパチンコ店を追加公表する模様

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休業要請を巡り、大阪府は要請に応じない府内数カ所のパチンコ店について、27日にも改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき追加公表する方向で最終調整に入った。府関係者への取材で判明した。24日に全国で初めて公表した店舗と同様、府のホームページに店名と所在地を掲載する方針。

　府関係者によると、府内にはパチンコ店が約700店舗ある。府民らから寄せられた営業情報を基に、店内が広く集客力のある店舗から優先的に休業要請を繰り返している。府は休業を強く迫る文書を通知した数店舗について、新たに公表する手続きに入った。27日に担当者が現地に出向き、営業の有無を最終確認するという。

　一方、府は26日、先に公表した6店舗のうち、新たに枚方市内の1店舗の休業を確認したと発表。ホームページ上の「緊急事態措置」の中で公表していた店名と所在地を黒塗りにした。大阪市内の2店舗を含め、計3店舗が公表後に休業したことになる。

　パチンコ店を巡っては、休業要請に応じず混雑する店舗が全国各地で目立ち、ウイルスがまん延する恐れを指摘されている。政府が示した特措法のガイドラインを踏まえ、兵庫県や東京都なども近く、要請に応じない店舗の公表を探る動きがある

4/27(月) 2:01配信 毎日新聞
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